子猿さんの主訴(40才)
不安感(ソワソワ)、減薬したい。
その他の症状
足の冷え(寝れない)、首肩コリ、頭痛(20代~)、眠りが浅いし気になる、耳なり、人がいると気を張る。
不安感の原因
てんかん。仕事のストレスの積み重ね。
日常生活で困ってること
・不安感で自由に行きたいところに行けない。
治療のゴール
・薬を飲まずに動ける範囲を広げたい。そのための減薬。
・なんの気負いなしに、治療に来るときにバスに乗れる。
・当たり前に行ける場所ができる。
・季節の変化が大丈夫になる。
・何も考えないで「小樽に行こう。」とか、「喫茶店に行こう。」とか、「さっぽろ駅に行こう。」とか、お財布だけ持ってフラッと行きたい。
・好きな服を着て仕事をしたい。
・仕事でもらったお金で夫におごって喜ぶ。
子猿さんが治療に通う目的は体を良くすること。
また治療で体を整えて減薬できる状態を作ること。減薬中はいろいろな症状が出てくる可能性があるので(今まで出ていた)、はりきゅうをうまく使って減薬を進めていきたいという希望があります。
他にも治療に通うことで外に出る習慣をつけたい。という目的もあります。
初回に子猿さんのカラダを診て感じたこと
・訴えはないんですが、胃がパーンと張っていたので健康の土台となる胃も一緒に改善していきたいと思いました。
・背骨に沿った筋状のコリが、肩の付け根から腰の下までありました。筋状のコリは自律神経と関係してることが多いので、これはしっかりと治療をしていきたいなと。背中に触った感じ、ハリもお灸も両方効きそうな背中でした。
・首のコリが強く、デコルテ部分にもコリがあります。これを良くすることで頭痛の改善を狙えるんじゃないかなと。
・不安障害はいろんな場面で緊張することが多いので、コリやすいです。小猿さんの全身のコリを改善することで、カラダの力が良い感じで抜けて緊張しづらい体を作りたいなと。子猿さんが意識してないコリもしっかり見つけて、全身のコリを改善したいなと。
・ふくらはぎに筋状のコリがあるので、足の冷えの改善のためにも治療をします。
・ショーツラインのコリ(そけい部のコリ)もあるので改善します。ショーツラインのコリがほぐれると、上半身と下半身の血流が良くなります。全身の血の巡りが良くなります。これは健康全般にもいいですし、気になってる冷えの改善や睡眠改善にも繋がります。
治療頻度と症状の変化
・約10日おきのフルコース治療×3回。
・約10日おきのハーフコースの治療×9回。
・現在減薬のため、治療の間隔を一週間おきにし、ハーフコースの治療で様子をみています。
1回目の治療
上記の症状
2回目の治療
・好転反応あり→眠くなった、首が痛い。
・薬なしで服を買いに行った。
・主人と好きなものを食べて、ボーリングをして飲んだ。アクティブに動けた。
3回目の治療
・好転反応あり→首が痛い。
・症状の変動なし。
4回目の治療
・好転反応あり→首が痛い。
・症状の変動なし。
5回目の治療
・好転反応なし。
・首のコリがあまり気にならない。そういえば自分で首を揉んでない。
6回目~12回目。
年末年始へ。イレギュラーな過ごし方で疲れが出たり、サプリを変えたり、減薬をスタートしてだるさなどが出る。こういう中でも体は改善していってます。
この時の子猿さんついて私が書いたブログを参照して下さい⬇︎
https://harikyu-clear.com/coffee/
治療経過から考察
今までの小猿さんの経験から来てると思うんですが、小猿さんは改善を急いだり、改善することで自分を追い詰めないというのが印象です。自分の症状とうまくやって、工夫することを大事にしています。
私がみてて思うのは治療をはじめた頃よりも、今は行動的になってるなと。子猿さんはどう感じてるかわかりませんが、小さなチャレンジを無意識的にしてる感じが私はします。これは不安感が落ち着いてこないと出来ないことだと思います。
たとえば子猿さんがカフェイン入りのコーヒーを何気なく飲んでみたり、歯医者に行ってみたり、子猿さんは方向音痴なんですが(私もw)、道を気にしないで歩いて迷ったり。私はこういう変化は大事にみていきたいなと思っています。↓
子猿さんの場合、好転反応は首の痛みが強く出ました。このことから子猿さんにとって首はとても大事な治療点だとわかったので、好転反応が出なくなった今でも丁寧に治療をしています。また当初は好転反応とうまくやりながら治療を進めていました。(子猿さんから↓)
あなたは「減薬を出来たらしたいな。」とか、「少しづつ外の世界に慣れていきたいな。」という気持ちはありますか?
もしそうでしたら、一緒に治療ができることを楽しみにしています!