はじめまして!「心のストレスと自律神経のはりきゅう師」うちだじゅんこです。
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パニックは突然に

私がパニックになったのは、27歳のとき。(現在38才)当時はりきゅう学校に通っていて、勉強にバイトに恋愛に充実している毎日でした。

そんなある日、「こわい!」というなんとも言えない強い恐怖感に突然襲われたんです。この恐怖感は今まで経験したことがないものでした。気が狂いそう、発狂しそう。この表現が一番当てはまると思います。
この恐怖感と同時に激しい動悸、冷や汗、いても立ってもいられないソワソワ感が私を襲いました。

この恐怖感はとてもすごく、何か他のことを考えて気持ちを紛らわす余裕は、一切ありませんでした。コントロールが出来ない状態なんですが、それでもどうにかこの恐怖から逃れたくて、リビングを行ったり来たり、ぐるぐる歩きまわっていました。近くにいた母親が、突然変になった私への対応に困っていました。

まさか私が精神疾患になるなんて!

これは明らかに精神がおかしいと思ったのと、この症状がまた出るのが怖くて、次の日にすぐにメンタルの病院を探しました。

ここで困ったのが、どこの病院も予約がいっぱいで診てもらえてないんです。何か所も電話をして、やっと見つかりました。一人で行って発作が起きるのが不安だったので、友人に付き添ってもらいメンタルクリニックへ行きました。


診断名は、「不安神経症・パニック障害。」


「まさか私が精神疾患になるなんて!」自分とは遠い世界だと思っていたのに、まさか、まさか、まさか。。。ショックでした。

でもこの気持ちよりも、この恐ろしい症状ををどうにかできるなら何でもいい!早く薬を飲んで良くしたい!この気持ちが強かったです。

夜のパニック発作との戦い

昼夜関係なく襲ってくる恐怖感と発狂感。特に私の場合は夜に発作が起きることが多く、本当に夜になるのがイヤでした。

夜になるとソワソワの予兆があって、発作が起きるのがわかるんです。わかってても逃げられない。どうすることも出来ない。薬を飲むんですが、なぜか効かないんです。(薬でダメならどうしたら、いいの!)気を紛らわそうとしてもやっぱりムリで、よけい気にするせいか、さらにソワソワが気になりました。


夜はこんな感じだったので寝つくのはいつも朝でした。このため学校に午前中から行くのが本当にしんどかったです。


そして状態はさらに悪化。


最悪なことに授業中も発作が起きるようになりました。私の場合はシーンとする静かな空間がダメで、ソワソワしてくるんです。こんな感じなので、急に授業中に抜け出すようになりました。


ここで助かったのは通っていたのが鍼灸学校だったので、体に対しての理解があり、友人も先生も優しかったことです。体調が悪いときは人の優しさが心にしみます。側にいてくれるだけで嬉しい。この感覚を体験できたことは、今もプラスになっています。

薬が効かない、副作用が辛い!

今思えば、おかしい病院に通っていました。私は薬について何も知らない素人です。これにも関わらず初診時に先生が、分厚い薬の資料を見せて「どの薬がいいですか?」と私に聞きました。もちろん何もわかりません。当時若かったこともあり、この違和感に気づきませんでした。

薬を飲んでも症状が抑えられず、どんどん強い薬になっていきました。

そうこうしているうちに、やっと効く薬に出会えました。でも薬って難しいですね。今度は副作用が出はじめました。体が重い、だるい、眠い、動きたくない、やる気が出ない。何もしたくない。朝が辛い。

それでも発作が出るよりもマシなので、薬はしっかり飲んでました。そして大事なお守りとして、いつも肌身離さず必ず持ち歩いていました。

鍼灸師なのに具合悪くなっちゃた。

当時の私は精神疾患にかかってることを人に言えませんでした。鍼灸師は、絶対に健康じゃないといけない。100%健康じゃないといけない。自己管理ができてないなんて、恥ずかしいこと。この気持ちが強くありました。


他にも「このまま治らなかったらどうしよう。」という、焦りと不安もありました。ネットの掲示板を見ると10年たっても薬がやめられない人や、飲んできた薬の名前をバーっと並べてる人、働けなくなっている人たちのコメントが書いていました。


良くなってる人の情報よりも、明らかに悪くなってる人の情報が多くて、自分も同じになる予感がしてとても怖かったです。


また人と比べて気持ちが落ちこむことも多く、嫉妬、怒り、悲しみが渦巻いていました。テレビに映ってる芸能人や、近所を歩いてる人にすら、リア充に見えて嫉妬をしていました。こういいう自分が本当に嫌でしたし、苦しかったです。


ただこの一方、具合が悪くなることで、人に優しくしてもらえる居心地の良さも強く感じていました。自分を大切にしてもらえる、甘えられる、心配してもらえる、優しくしてもらえる、自分にスポットが当たる。


今思うと私は人に甘えたり、自分を大切に扱ってほしいという気持ちが、心の奥にあったんだと思います。

はりきゅうって効果あるんだ!

薬はずっと真面目に飲んでいたんですが、副作用もありましたし、ソワソワ感がなくならず、下手すると発作が起きる感じが続いていました。そんな中、良くならない私をみて、はりきゅう師の父と母が治療をしてくれたんです。(実は私は、祖母・父・母が鍼灸師の三代目)


すると、今まで出てた症状がだんだん出なくなっていったんです。


これは正直驚きでした。どんな風に良くなっていったかというと、それは徐々に徐々に良くなっていったんです。「昨日の夜はソワソワしたけど、気づいたら朝まで眠れたな。」という感じから、「ソワソワしそうで怪しかったけど、そんなにソワソワしないで朝まで眠れたな。」という感じになり、「昨日はほとんどソワソワしないで眠れた!」こんな感じで少しづつ良くなっていきました。


他にも気になってた、異常な寝汗や首コリなども気づけば良くなっていました。鍼灸がこんなに効果があるなんて驚きでした。そしてこんなに効果があるなら、もっと早く治療をやってもらえばよかったと思いました。父と母のおかげで、半年という速さでパニックの恐怖から抜け出せたことに、とても感謝しています。

信じてなかったの!

あなたはこの話を聞いて、「どうして鍼灸師の親がいたのに、もっと早くに治療をしてもらわなかったの?」と疑問に思うかもしれません。


実は私は鍼灸の勉強をしていたにもかかわらず、しかも鍼灸一家で育ったにもかかわらず、鍼灸の効果や化学的な根拠についてかなり半信半疑だったんです。信じてなかったんです。子供の頃から母にお灸をしてもらい、ピンチなときは助けてもらっていたのにです。


私は昔から、西洋医学が病気を治してくれると強く信じていました。そして科学的な根拠がハッキリしていない東洋医学を信じられなかったんです。「気」がうんぬんと言うはりきゅう治療は、正直怪しさしか感じられませんでした(笑)(このため当時鍼灸学校では、西洋医学的なハリ治療を中心に勉強していた。)



でも自分がパニックが良くなった経験から、鍼灸の科学的な根拠うんぬんよりも、鍼灸は効果がある。という事を知りました。また東洋医学の理論を使った鍼灸治療は、自律神経や内臓、メンタル疾患の改善に合っていることを身をもって知りました。

自分が不調になったことで、自分と同じような不調の人は、どんな治療が合っているのか、どこに治療ポイントをもっていったらいいのか?身をもって勉強させてもらう機会になりました。

不調の回復期

パニック発作がだんだん良くなってくると、もともと好きだった旅行に行きはじめたり、やりたいことにチャレンジし始めました。ただまだ本調子ではなかったので、山あり谷ありでした。


冬の露天風呂で猛吹雪になり、「ビューっ」という大きい風の音を聞いたとたん、今まで出なくなってたパニックが、急に復活しそうになって焦ったり。


飛行機に乗るとソワソワするので、紛らわすためにお酒を飲んで乗ったり。でもそのあとお酒のせいでソワソワしたり(笑)


他にも調子が良くなってくるとパニックだったことを忘れて、夜中の2、3時に寝たり、食べ過ぎたり、飲みすぎたり、、、。当たり前ですがムリが祟って、ソワソワが出てきて「あっ、イケない!」って、かなり焦ることが何度もありました(笑)


こんな感じで失敗したり、また元気になったりを繰り返しているうちに、自分に合った過ごし方、合っていない過ごし方がわかってきました。

この結果、薬に頼ることが減っていったんです。今までは薬を忘れて出かけると、焦って取りに帰ることもありました。それが薬がなくても気持ち的に徐々に平気になり、外出中も薬のことを忘れて楽しめるようになっていきました。


そして今の私は、パニックになる前と同じような生活をしています。
いやっ、もっとムリをしない自分を大事にする生活をしています。(たまにやらかしますがw)

一人で飲みにもいくし、飛行機もお酒なしで乗れます。カフェインが入ってるコーヒーも美味しく飲んでいます。夜も安心してぐっすり眠れるし、静かな場所も大好きです。自由にふらっと出かけたり、やりたかったことにもチャレンジしています。


この話からもわかるように、回復期はムリをして体調を崩すことが多いです。もしかしたらあなたもムリをして、体調を崩すかもしれません。そして不安になるかもしれません。「もとの体調に戻るなんて、ぜんぜん良くなってない。」って。


でも回復期に体調は崩して良いんです!それで正解です。回復期はチャレンジのとき。チャレンジに失敗はつきものです。そしてこの失敗こそが、自分の体と心と「どう付き合うのが良いのか?」という大切なことを教えてくれます。

どうして薬だけで改善しないの?

鍼灸師になって当時の症状を振り返ると、どの症状も自律神経が乱れて、交感神経が異常に働いている状態でした。当時の症状⬇︎

・パニック発作。(強い恐怖感、動悸、冷や汗)

・すごい寝汗。(3回は着替えが必要。無意識で裸で寝てたときも何回もある)

・首肩の異常なコリ。(ゴキゴキするのは当たり前、辛くていつも揉んでいた)

・トイレで30分かかっても出ない便秘、というか糞詰まり。(汚い話ですが、イメージ的にテニスボールくらいの便が肛門に詰まっている感じで、硬くて、大きくて、出なくて辛すぎて、どうしたらいいかわからず、トイレの中でたくさん水を飲んだり、割り箸でつついて出したこともあります。)


パニックになった経験から思うことは、薬は大切でしたし、なくてはならないものでした。ですが、薬だけで自律神経を改善するのは難しいなと。これは症状を一時的に対処して助けてはくれるけど、改善は難しいなと。

自律神経が乱れる原因

あなたは自分の自律神経が乱れた原因は、何が原因だと思っていますか?
私は自律神経が乱れる原因は、我慢とムリが根本原因だと思っています。

私は当時、学校で勉強をして、バイトをして、飲みに行って遊んで、毎日4時間睡眠が当たり前でした。これだけ聞くと不摂生で自律神経を乱して、パニックになったという風に思いませんか?確かにそうなんですけどね。

もう一歩踏みこんで原因を深掘りすると、私は「忙しくすることが充実してること。」こういう考え方があったんです。もっというなら忙しくないのは悪いこと、何もしていないこと、怠惰、恥ずかしい、ダメな自分、人になんか言われる。こういう考え方があったんです。

自分の我慢とムリの根っこの原因に気づくこと。これが根本的な自律神経改善になると強く思っています。自分の気持ちを知ることが、自律神経改善の土台になります。

自律神経の不調で困っているあなたへ

私は自律神経が乱れたまま、パニックが良くなっていなかったら、今頃リアルに鍼灸師になれていなかったと思います。働くことも諦めていたかもしれません。人生も辛かったと思います。今はありがたいことに体をケアすることで、元気を取り戻しました。

そしてこの不調をきっかけに体だけではなく、自分の気持ちにもスポットを当てて生きるようになりました。今は自分にあった過ごし方や考え方、生き方を楽しみながら見つけています。

あなたはどうでしょうか?薬を飲んでも良くならなかったり、副作用が出ていませんか?毎日がいっぱいいっぱいで、どうしたらいいか途方に暮れていませんか?体だけじゃなく、心も辛い状態じゃないですか?

私はそんなあなたと一緒に治療がしたいです。そして根本から良くなってほしいと思っています。

この経験を生かして

私の自律神経が乱れた経験を生かして、あなたのカラダの不調には、自律神経に特化した、ハリとお灸の治療をご用意しています。あなたの気持ちの不調の改善には、まずはあなたの気持ちを知るキッカケになるような、おしゃべりの時間やワークをご用意しています。


自律神経は体と心の両方からアプローチすることで、根本的に改善していきます。そして自律神経が乱れにくい、不調をぶり返さない体になっていきます。

あなたに会えるのを楽しみにしています。

【番外編】私がパニックになった本当の理由

私がパニックになった根本的な原因をお伝えしたいと思います。生きづらさと心のストレスについて書いてます。過去を振り返っているので、記事のボリュームが多いです。同じく生きづらさを感じてる方は、ぜひ読んでみてください。(こちら)

私の経歴

私が東洋医学中心のはりきゅう治療をしている理由や、自律神経を専門にするまでの経緯などを書いています。(こちら)

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