自律神経とカラダの関係


脳は自律神経をつかって、私たちの体を動かしています。⬇︎

ただいろんな原因により、体のコントロールがうまくいかないときがあります。これが自律神経の乱れと言われているものです。自律神経が乱れると、つながっている臓器に不調が出てきます。⬇︎


自律神経の乱れが原因の不調とは別に、臓器そのものに原因があって不調になることもあります。これは病院の検査でわかります。あなたが病院で「異常なし。」と言われた場合は、自律神経の乱れが原因で不調になっている可能性が高いです。

自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経と副交感神経の2本が繋がっている臓器もあれば、交感神経、副交感神経のどちらか1本だけが繋がって、動かしてる臓器もあります。(ほとんどの臓器が2本繋がってる)⬇︎





交感神経は、あなたが活発に動いたり、緊張しているときに働きます。
あなたが仕事や家事、スポーツ、勉強などをしているときや、集中してるとき、怒ってるとき、ストレスがかかってるときに働いている神経です。


交感神経が働くと血管は収縮して血圧が高くなり、脳や筋肉に酸素や血液が送られ、
活発に動けるようになります。このため体温が上がり、汗をかいたり、心拍数は速くなります。逆に胃腸の働きは低下します。


○交感神経の働きすぎで出る症状の例⬇︎
(腹痛・生理痛などの痛み、コリ、冷え、胃もたれ、便秘、不眠、頭痛、頻尿、動悸、のぼせ、疲労など。)

副交感神経は、あなたがリラックしてるときや、眠っているときに働きます。他にもやり方によっては、呼吸法やヨガなどでも副交感神経が働きます。



副交感神経が働くと、血管は拡張して血圧は下がり、血液が体のすみずみまで行き渡り、温かくなります。胃腸もよく動いて消化が進みます。またカラダの修復作業もはじまります。体はリラックスして、よく眠れるカラダになります。

○副交感神経の働きすぎで出る症状の例⬇︎
(やる気が出ない、活力が出ない、ボーッとするなど。)

交感神経と副交感神経はバランスが大事です。交感神経が悪いわけではありません。どちらか片方だけが働きすぎてしまうと、不調になるんです。


現代では特に交感神経が働きすぎて、不調になることが多いです。これはリラックスするということが、意識するだけでは難しいからです。
理想的な生活としては、昼は交感神経を働かせてるためにシャキッとした過ごし方をして、夜は副交感神経を働かせるためにリラックスして過ごす。このような生活ができると自律神経が整いやすくなります。


女性ホルモンと自律神経の関係

ホルモンと自律神経は、切っても切れない関係です。ホルモンと自律神経をコントロールしてる、脳の部屋が同じだからです。(図)なのでどちらかのバランスが乱れると、もう片方も乱れやすくなるんです。(図)

例えば更年期で女性ホルモンのバランスが乱れると、いろいろな不調が出てくるのは、女性ホルモンと一緒に自律神経も乱れるからです。また病院では自律神経の不調を改善するために、女性ホルモンの検査をしたり治療をするのはこのためです。

心と自律神経の関係

ムリや我慢、怒ったり、悲しんだり、うつうつ、イライラが続くと、ストレスを感じ自律神経が交感神経に傾きます。このためいろいろな不調が出てきます。


精神的なストレスがあると自覚している方は、自律神経を改善するために、自分の素直な気持ちに耳を傾けて、自分の気持ちを大切にしてあげることが必要です。これは根本的な改善に繋がります。

自律神経と間違えやすい病気

不調が1ヶ月と長くつづく場合は、病院に行くことをオススメします。

隠れ貧血

通常の貧血の検査ではわかりません。
病院などでフェリチン値を調べてもらって下さい。
自分から医師に伝えないと、検査をしてもらえないこともあります。
鉄剤の治療で不調がスムーズに改善することが多いです。


隠れ貧血がわかったお客さまが数名いたんですが、疲れやすい、息が切れる、動悸がする、フラフラする。こういう症状を訴えていました。(参考までに)

隠れ貧血は、精神疾患やパニック障害とも関係してることがあります。気になる方は、病院に行ってみてください。

橋本病・バセドウ病

甲状腺ホルモンが原因で不調になることがあります。薬だけで症状がラクになる方もいますが、お客さまをみていると薬だけの治療では難しい方もいます。
この場合は病院の治療と、はりきゅう治療を一緒にすることをオススメします。

自律神経が乱れた原因を考える

不調になった原因を見つけることは、治療のためにも、ぶり返さないためにも大切です。こんな心当たりはありませんか?

体にムリがかかりすぎた

ハードワーク、昼夜の逆転生活、睡眠不足、寒い暑い環境、カフェインのとりすぎ、自分の体力や気力の量と、スケジュールの量が合っていなかった。(キャパオーバー)

ホルモンの乱れ

生理の乱れ、更年期、出産、婦人科疾患など

体質

敏感な体質、子供の時から虚弱体質、驚きやすい、不安になりやすい、HSP傾向、アダルトチルドレン傾向、発達障害の傾向など。

精神的ストレス

突然の強いストレスにより自律神経が乱れ、不調になることもありますが、長期的で精神的なストレスは、チリも積もって山となり、あるとき突然不調となって現れることがあります。


○長期的なストレスの例○

・生きづらさを感じることが多い。
・内側の自分と、外側の自分にギャップがあることに
違和感を感じる。
・ムリや我慢をしてることが多い。
・やりたいことをやってない。
・楽しくない。
・自信がない。
・気をつかって疲れる。
・〇〇しなきゃいけない、〇〇すべきという気持ちが大半。
・自分の人生を自分で歩いてる感覚がない。

自律神経の不調は、カラダとメンタルの両方に原因がある可能性がある

自律神経を改善する上で大事なのは、カラダの改善だけではなく、メンタルにも目を向けることです。
特にムリしてること、我慢していることがないか?これに気づくだけでも、根本的な改善に向かっていきます。

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